京都 俵屋工房

謹製





博物館展示イメージ

長崎歴史文化博物館展示の「親指のマリア」制作風景




長崎歴史文化博物館




同館常設展示作品[天正遣欧使節団の肖像画]
完成の長崎新聞

聖母像「親指のマリア」の奇跡

この複製画(レプリカ)は、東京国立博物館所蔵の[親指のマリア]を描いたもの
です。原画は、17世紀のイタリアで描かれました。
1708年にイタリアの宣教師ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッチが日本に持参しま
した。キリスト教の信仰が禁じられていた当時に、このマリア像を持ち込んだシ
ドッチの信仰の深さが分かります。

2004年に、俵屋工房の高
橋亮馬は長崎歴史文化博物館に展示するための
複製画を、長崎県から依頼されました。油彩画では、日本の国立博物館初の
「完全手彩色による複製画」でした。

2006年から同館での展示が始まり、翌年の2007年には、「第一回・長崎県世
界遺産登録推進会議」が開催されるなどの世界遺産登録のための様々な取
り組みが始まりました。海外での国際会議には、俵屋工房・謹製のマリア像が
携行されました。各国のユネスコ会議場で展示され現地のメディアでも紹介さ
れました。たくさんの来館者からも高く評価されるなど、世界遺産登録の実現に
も寄与しました。

2018年6月に、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化
遺産に登録されました。約四世紀前に起きた世界に類を見ないキリスト教会
布教の悲劇から、今日までの一連の流れを、この[マリア像]は見守っていたの
ではないでしょうか。キリスト教の信仰の弾圧によって、数多くの絵画や関係品が
失われてきた歴史の中で、その美しい姿を、数多くの悲運を乗り越えて今日に
伝えられていることは奇跡と言えましょう。




大司教様と俵屋工房・高橋亮馬
長崎大司教館にて



日本のバチカン・長崎大司教館


2019.11 ローマ教皇様ご来日に先駆けて

この作品を複製して頒布することは、これまで厳しく制約されていましたが、
ローマ教皇ご来日の公式発表とほぼ同時に、レプリカと頒布の申請が受理さ
れました。

俵屋工房の高橋亮馬は、この奇跡ともいえる認可を長崎大司教区の大司
教様にご報告。そして、このグランマリア様のご献呈を許されました。教皇様
の御来崎まで僅かでしたが、国宝・大浦天主堂のキリシタン博物館に、この
聖母像「親指のマリア」の展示ブースがご新設され、2019年10月31日より一般
公開されました。





国宝・大浦天主堂[キリシタン博物館]
ミュージアムショップPADRE



「親指のマリア」展示公開と共に、ミュージアムグッズコーナーが新設されま
した。オープン初日には、京都より楠研究会会長で楠正成公ご子孫の山下
弘枝様が遠路よりお祝いにお越し下さりマリア様の大きなブローチをお買い
求め頂きました。



原資の技術

原資(オリジナル)は、銅板に描かれた油彩画です。宣教師シドッチが、この基底材(銅板)を選んだ理由は、
大航海で風雨や大波を受けることを想定してのことでしょう。原資には外部からの強い衝撃による絵具層の
傷や剥離があり、それまでの過酷な保存環境をうかがい知ることができます。とはいえ、そもそもこの作品は、
水にも衝撃にも強い銅の金属板と特別な絵具と技術で描かれていることから、数百年、数千年後も、現状
保存できる優れた堅牢性があります





キリシタン博物館[PADRE]
俵屋工房「親指のマリア」コーナー


長崎大司教館への献呈の品




銅板に古い時代の製法による白色絵具を塗布

後光には純金を使用

原作と同様の銅板を手作業で切り抜く


完全手彩色による複製画技術は国内最高品位

一般的に博物館などで展示されている複製画は、デジタル原資を印刷されたものが中心ですが俵屋工房は、
「完全手彩色による複製画」を基本に制作して参りました。複製に使用する材料は可能な限り、古い時代に描
かれた当時のもの使用しています。

この複製画は、これまでの経験と技術の集大成でもあります。 一点一点丹精込めて描きました美しく輝く聖母
像をご高覧の上、ぜひお手元にお買い求めくださいませ



東京国立博物館にて

長崎歴史文化博物館ミュージアムショップ
「親指のマリア」コーナー






     

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