奈良俵屋工房・高橋亮馬沿革

「伊東マンショの油彩画の肖像画がレオナルド ダヴィンチの手稿本のあるミラノ・トリヴルツィオで発見されました」現地からお電話が
発見された作品は『ドメニコ・ティンレッド作 カンヴァス・油彩 1585年作です』と、長崎県庁の海江田先生が興奮気味にお話された。続けて「この絵を『親指のマリア』『天正遣欧使節団の伊東マンショとメスキータ神父』と同じように完全手彩色で複製してほしい」とのご依頼でした。
「この絵はミラノのスフォルツァ城のトリヴルツィオ侯のご婦人のお部屋に大切に飾られていたとのこと。ご婦人からは「複製にあたりぜひお会いしてお話しをお聞きしたい」とのご要望も頂いているとのこと。もちろん快諾させて頂きました。レオナルド ダヴィンチと同じ舞台でお仕事が出来ることに感謝です。


聖母像[親指のマリア]に続いて国内博物館二例目の完全手彩色による「伊東マンショとメスキータ神父の肖像画」の複製画制作を受任


「この作品は誰が何のためにめに描いたのか」複数の学者の皆さんが考察しました。そしてほぼ全員が「絵の旨い修道士が描いた」「エッチングの為の下絵」・・その中で高橋亮馬は「このデッサンは当時の教皇に仕えた第一級の建築家であり彫刻家でもある絵師が『レリーフ制作』を
目的に描かれたもの」と鑑定しました。そのほかに450年ほど前の先ずは50日、さらに15日間の様子までを絞り込んだ(当時の制作現場へのワ

お披露目は、原資(オリジナル)と複製四点を同時に展示されました*長崎新聞
ープ)内容のすべてが、複製画の完成の当日までに実証されました。「親指のマリア」の複製術と同様に、その絵と日々を共にし何度も同じを繰返し描き、一筆一筆に思いを投影した時、数百年前の様子が、まるで映画を見るかのように浮かび上がってきます。それを間近の学者の皆さんが記録され、その内容によっては研究室から飛び出して国会図書館に飛んで調査して検証される。高橋亮馬の複製術はそんな中で何度も繰り返されてきました。そして、そのつど「作者もその時代の情景も絵の中に生き続けている。絵画はとても不思議で素晴らしいもの」と、実感すると共に、その作品と作者とのご縁に感謝します。
絵師の仕事現場から見た
「油彩画の歴史講座」
絵画技法は「顔料」それを絵具にする油や膠など「結合剤」との組合せで分類されます。15世紀の西洋で確立された油彩画は、実はそれよりも遥か六百年前のここ奈良に存在しました
■油彩画技法の源流 工房時代と現代 名画の構造 絵師と画材 名画と名曲


国内国立博物館史上初の完全手彩色による複製画事業
1708年、鹿児島の屋久島に着いたイタリア人神父シドッチが日本に伝えた[親指のマリア]*東京国立博物館所蔵の複製画を受任
複製制作期間は約二年、その間に様々な調査と研究を重ねました。複製にあたり原資の目視調査は、ご協力とご厚意により過去最高回数を許されました。また、制作と研究のために東京国立博物館の一室のご提供やパリ・ルーブル美術館修復室の技術者からのご協力、テレビ取材などのお申し出も頂くなど、過去にない複製術案件でした。制作半ばに大病に陥った中での複製でしたが不思議現象が何度も積み重ねられなが
ら博物館に納めさせて頂くことが出来ました。



■原資 東京国立博物館蔵
■複製画 長崎歴史文化博物館蔵
二次複製画展示 *国宝・大浦天主堂のキリシタン博物館 *竹田キリシタン研究所ほか
長崎歴史文化博物館にて常設展示


裏側から見た 絵画の世界
技法書は小学5年生から執筆
そもそも著者が絵を始めたのは「美術館の名画が欲しい」と父親に伝えたところ「買えない」とのこと「ならば自分で描こう」がきっかけ。間もなく油彩画の技術を指導できる先生や美術大学は世界中探しても無いことを知り「ならば自分で書こうと」著作したのが本書。
30年前の本はプレミアムがついてAmazon・Yahooショッピングでは5000円前後で売買中


DVD・ルーベンスの技法

ピーテル・パウル・ルーベンス(1577年~1640年)
「Portrait of Susanna Fourment」ロンドンナショナルギャラリー所蔵
発刊当時はビデオテープ。ニューヨーク画材ショーや全画協で紹介されたほか、美術系大学の教材になるなど大反響でした。
■制作実演・解説 高橋 亮馬
絵画界のロールスロイス級ブランド
Belgium BLOCKX
BLOCKX Ⅳ世より招聘頂きました
化学者四代に渡って継承されてきたBLOCKX社・当代ご当主のJacques BLOCKX Ⅳ世と二日半に渡って意見交換させて頂きました。


カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞された小栗康平監督による伝記ドラマ 映画『FOUJITA』
「血戦ガダルカナル」藤田嗣治 (1886-1968) 262.0×265.0 木枠に麻布 油彩画 *東京国立近代美術館
キャンバスのほか100年前の楔式木枠(東京芸術大学蔵)などの複製を担当。幼少の頃からご縁を頂いていた藤田嗣治先生の映画に関われる喜びと共に映画製作の偉大さと素晴らしさを目の当たりにさせて頂いた小栗監督と皆様に感謝しています。

藤田嗣治先生がご愛用された筆
東京九段下・老舗書道用具店
「平安堂」さんに表敬訪問

海外からの名画の修復と移動案件


ユキコキミジマ横浜元町店壁画制作

ドイツ・シュミンケ社「ムッシーニ絵具」日本版カタログの解説を作成

1800年代のバルサムピアノの復元
*響板への天然樹脂(バルサム)塗布

ロックフェラー財団会長 デービッド・ロックフェラーJr.氏主催のパーティー・日本三大絵師としてご招待頂きました
ニューヨーク近代美術館・メトロポリタン美術館と共に海洋環境保護活動をされるロックフェラー氏

チャリティーレセプションにて
NHKスペシャル
モネ 睡蓮(すいれん)よみがえる“奇跡の一枚”
特大のアルミ強化パネル二点の基底材(パネルに麻布)製作

名画に学ぶ DVD油彩画技法ビデオシリーズ
第一巻 フェルメール「レースを編む女」
私の師はフランドルの画家やレンブラントです。この技法ビデオは、巨匠たちから学ばせて頂いた油彩画技法のエレメントを師匠たちへの感謝の思いを込めてまとめたものです。
■油彩画の伝統技術 ■描画用パネルの作り方 ■デッサン転写 ■下絵~仕上げ■筆の洗い方■ワニス塗布 ■額装 ■画廊展示
* プロのパレットワーク *筆法 *カラー分解法 *モデリングの基本 *作品の基本構造など、5時間20分にわたる制作実演と解説







日仏会館・フランス国立日本研究所*東京恵比寿

高橋亮馬厳選12色セット*ホルベインベルネ絵具セット


「何か予想も出来ないことが起こりそうで緊張しています」と投稿していました
ローマ教皇フランシスコ様ご来訪前日、長崎空港で「あなたに話がある」とお声をかけられる

「坂本屋」の女将さんと
天正遣欧使節団の中浦ジュリアンと小佐々一族の御子孫で獣医史学会会長の小佐々先生との出会い
小佐々先生を通じて中浦ジュリアンが当時の思いを伝えて下さいました

「私は誰も恨んではいません。神にお仕え出来たことに今も深謝しています」壮絶な拷問についてお尋ねすると、澄んだ声でそうお答えになりました。このことを伝えるために高橋に憑依したのです。
ミサの翌日の新聞の小佐々先生

ローマ教皇様へのプレゼントとして「親指のマリア」をご献呈が検討されましたが、日程の調整が取れず、教皇と面識もある小佐々先生と次回のヴァチカンにてご一緒してご献呈させて頂くことになりました。
国宝大浦天主堂からの
美しく神聖な夜景

キリシタン博物館ミュージアムショップにて

聖母像「親指のマリア」
アクセサリー

キリシタン博物館
ミュージアムショップ

古事記・国譲りの北島国造家より宴会にご招待頂く光栄に

十一柱の神様を描いて神社に飾る役目を頂いてからの現在進行形の神話が始まる

「十二月三十日午前九時に稲佐浜へ」白鳥は日本武尊の化身で出雲猛を騙し討ちにしたとされています。
高橋亮馬は日本武尊が謝罪に参られたものと判断しました。この時の情景を吉野杉に描いて出雲に献呈させて頂く予定です。右のお写真は十二単の山下様。
「神様を描く時には神様の化身が目の前に」とのこと

上皇上皇后両陛下のご肖像画の次はあなたが天皇家の十一柱のご先祖様すなわち十一柱の神々を描く番。と告げられる。

ルーブル美術館のフェルメールの技法ビデオと共にフランスへの移住を計画。エールフランスとカタール航空にエントリーするも共に翌日に交通事故に遭い渡航を断念。日本に残り神社構想に励むことにしました。
金属と天然木材による強化キャンバス木枠を考案




Caput Mortuum Natural
古い時代の巨匠たちが珍重していた女性の肌色のbasecollar


奥大和の山々には天然顔料豊富


黒滝村村長と副村長にご報告


吉野杉・檜に描く奥大和絵 *藤原家ご子孫の岸本氏の肖像画





林修のレッスン今でしょ 名画ミステリー「フェルメールのブルー」描画実演・製作協力






事業内容
- 博物館・美術館・個人蔵の絵画の調査と複製画
- 画材製造販売(基底材・顔料・絵具・画溶液・用具ほか)
- 絵画制作・展示設営・保存
- 美術館製品企画製造販売
- 神道・仏教・キリスト教関連事業
- 新神社建立事業
地域文化と資源活用事業
豊富な山林資源・風光明媚な川と山・長い歴史と文化・無数の神社仏閣お社教会を守ることが出来るのは私たち一般人です。皇紀2680年以上の世界有数の歴史を誇る日本、その誉れ高き日本に、希望と活力を取り戻しましょう。
「絵画は学問の大道」 レオナルド ダヴィンチ
絵師が描くのはキャンバスだけでなく社会全体も対象です。日本と世界の夢と希望を、具現するのも絵師の仕事です。
日本の歴史と文化の蘇生
現在・過去・未来へと「調べ直して次世代に繋げる」
諸々の分野には地球や自然の摂理、本来あるべき姿があります。人々の生き方や社会の動向は戦後から急速に変化し、それまで世界一秩序と道徳大切にしてきた民族と言われてきた日本は、政治・経済・教育・産業・文化・健康・・と、あらゆる分野が後退から腐敗、消滅へと急速に変化しています。日本を大切にすることは、世界だけでなく地球を守ることでもあります。